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2020/06/09

「南無阿弥陀佛」と唱えてみれば

南無阿弥陀仏の意味

法然上人の浄土宗・浄土真宗とは、南無阿弥陀仏と申せば往生すると信じてこれをとなえることです。何するときもこれをとなえつつする。行住坐臥に念仏申しながら生活することです。法然や親鸞に魅力を感じてその思想や生き方に共感を覚える人は多くいますが、南無阿弥陀仏の六文字をとなえることとなると、これに抵抗を覚える人は意外と多いのではないでしょうか。

 南無阿弥陀仏の意味といいますと、通常、南無は「帰依する」、阿弥陀仏は「無量の光明と寿命をもったさとれる人」であるなどと説明します。しかし、だからといって、すぐにこれをとなえようということにはなりません。そこで、ここではちょっと通常では言わないような説明を試みたいと思います。

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